graduation ceremony, camping
2013.10.06-07
長いようで短い、5ヶ月に渡って行われた
「アウトドアの学校」
大人になって、自分が卒業式に参加するというのは、
新鮮であり楽しいもの
卒業と同時に失ったものは何も無く、
手に入れたものはとても大きい
同じ釜のメシを食べた仲間とは、
いつまで経っても仲間だと思う
一生すれ違うことさえも無かったであろう他人が、
仲間になるって凄い奇跡
火のあるところに人が集まり、語り合う
「アウトドアの学校」の放課後は、
まだまだ終わらない
「がっこう」で落書きをするのは、きっと正しい生徒の証
大人の落書きは、黒板よりずっと大きな見えないキャンパス
大人が本気で遊ぶ姿は、大人げないけど面白い
アウトドアを繰り返すうちに、
モノじゃなくて、時間を共有することが
贅沢な遊びなんだと思えるようになってきた
何もないけど他ではないもの、
それを学んだ気がする
空を見上げる回数が増えてきたなら、
きっと楽しい何かを手に入れた証拠
季節の香りや太陽の温かさを感じているうちは、
何があっても大丈夫な証拠
誰だって、風を待つだけじゃなくて、
自分で風を起こすことだって出来るんだよ
きっかけは何気ない会話から
「やってみたら面白そうだね」、をやってみたらこうなった
それが「アウトドアの学校」
仲間の笑顔を携えて、まだ見ぬ明日へ歩き出そうと思うのです。
photographs/zeki,Suzuki,Yoshimura,Matsuyama lyrics/zeki